
こんにちは😄❗️
BODY CARE HOMEの砂野です😊!
今日は、テレビやSNSでも話題の「GLP-1受容体作動薬(通称:『痩せ薬』マンジャロ、オゼンピックなど)」を使った医療ダイエットについての内容を投稿していこうと思います。
「食欲が自然と落ち着いて、驚くほど体重が落ちた!」という声も多く、その効果の高さには目を見張るものがありますよね。
辛い運動や食事制限なしで体重計の数字が減っていくのは、本当に魅力的です。しかし、もしあなたがこのダイエットに取り組んでいる、あるいは検討しているなら、一つだけ”絶対に知っておいてほしい「不都合な真実」”があります。それは、「体重は減ったけれど、なんだか老けて見える(やつれた)」という現象についてです。
今回は、最新の研究データを元に、医療ダイエットで「美しく痩せる人」と「ただやつれてしまう人」の決定的な違いについてお話しします。
体重計に乗って「マイナス5kg!やった!」と喜ぶその前に、少し立ち止まって考えてみてください。 その5kg、本当に「脂肪」だけが減ったのでしょうか?実は、GLP-1受容体作動薬に関する臨床試験や文献において、ある衝撃的なデータが確認されています。それは、この薬を使って急激に体重を落とした際、減った体重の約20〜40%が「除脂肪体重=主に筋肉や骨」であるという事実です。
例えば、10kg痩せたとしたら、そのうちの2kg〜4kgは、本来残しておきたかった「大切な筋肉」が削ぎ落とされている可能性があるのです。
これは、通常の食事制限ダイエットと比較しても、筋肉が落ちるペースが非常に速いことが示唆されています。
「細くなれば筋肉なんてなくてもいい」と思う方もいるかもしれません。しかし、筋肉がごっそり減ってしまうことには、美容と健康の面で大きなリスクがあります。
脂肪と一緒に筋肉も落ちると、皮膚を支える土台がなくなります。その結果、顔やお腹、お尻の皮膚がたるみ、いわゆる「オゼンピック・フェイス(頬がこける現象)」や、体にメリハリのない「老け見えボディ」になってしまいます。
筋肉は、何もしていなくてもカロリーを消費してくれるエンジンのようなものです。筋肉が減ると基礎代謝が落ちます。薬をやめた瞬間、代謝が落ちた状態で食欲が戻るため、以前よりも激しいリバウンドをしやすくなります。
筋肉を失うことは、将来的に足腰が弱る「サルコペニア」のリスクを高めます。健康のために痩せたはずが、逆に不健康になってしまっては本末転倒です。
脅かすようなことを言ってしまいましたが、安心してください!解決策は明確です。このような筋肉減少のリスクを受けて、最新のガイドライン(McCrimmon RJ, et al. Diabetologia など)では、警告レベルが引き上げられています。GLP-1受容体作動薬を使用する場合、以下の2つは「やったほうがいい」ではなく「絶対に不可欠」であると推奨されています。
つまり、薬を飲まれる場合(飲んでいる場合)、「薬で食欲をコントロールし、筋トレでボディラインを作る」という組み合わせこそが、最強のダイエット法になります。
医師の指示のもと、薬の力で体重を落とすことは、全く否定しません。しかし、そこに「適切な運動」がなければ、理想の体型を手に入れることは難しいのが現実です。
薬は「体重」を減らしてくれますが、「美しい形」を作ってくれるのは「筋トレ」だけです。
そうお考えの方は、ぜひ一度、BODY CARE HOMEにご相談ください!
未来の自分のために、今日から「貯筋」を始めませんか?
【参考文献・出典】